恐竜本舗___ステラウロス___詳細マニュアル その2
(へ)
10.(へ)の図を見て、星の谷に切れ込みを入れて下さい。
縫い目を切らないように注意してぎりぎりまで(4ミリ)切って
下さい。裏表をひっくり返したときに、引きつらないようにする
ためです。

11.足の裏を付けます。卵形の足の
裏の生地は小さいアールがかかとで
す。(と)の図を見て下さい。<ウ>の
ラインは<17>の外周の3ミリ内側
に合うようにカットされていますが、
そんな計算通りには行かないので、
適当に辻褄を合わせて縫います。
そのための余裕の3ミリです。

12.胴体を縫います。2枚を縫い合わせた<9>の胸と
<10>の背中を<M>と<L>で繋ぎます。
これは超簡単。

13.<10>の<Q>に<13>の尾っぽを付けます。
両端をまずしつけ糸か、まち針でとめて左右にビュッと
引っ張り、真ん中をマーキングしてから縫います。
(と)
(ち)
14.(13.)に<11>を縫い
ます。尾っぽの先から左右に
分けて縫うと、歪まないでうま
くいくでしょう。

15.(14.)に手と足をつけま
す。どちらも裏を内側に向けて
それぞれの穴につっこんで縫
います。
手は<12のN>の輪の
とがった部分を
<10と9のN>の輪のカドに
なったところに合わせます。
足は<X−Y>のコーナーと
かかと、
<S−X>のコーナーと
<14−16>のラインを
合わせます。
(り)
16.6本星が、詰め綿を入れたときに膨らんでしまわない
ように、テープで内側から引っ張ります。長いテープは、
<7のZ>から間隔を3.5pあけて<1のC>に付け、
3pあけて、<5のR>のつなぎ目に付けます。
(ぬ)の図参照。

17.<2のF>の真ん中あたりと<5>の<R>の縫い目
と縫い目の真ん中あたりを繋ぎます。テープの端はほつれ
させないために、縫い代を1pにします。

18.頭と胴体を<R>で繋ぎます。詰め綿を入れる穴を
残すために、喉の部分を6pほどあけます。胴体は裏を
内向けにひっくり返して、頭の中に全部入れてしまい、
<R>を重ねて縫います。縫い始めと縫い止めは返し縫い
をして、綿を詰めるときに破れないようにします。

19.お腹の袋の端をかかとの辺りに縫いつけて固定しま
す。(18.)を裏向けのまま伸ばすと、頭の上にお腹の袋が
付いた感じになります。背中から尾っぽを隠すように
回して、<11>の<XとY>の交点に縫いつけます。

20.喉の所からひっくり返せば、空っぽのステラウロスが
出来上がりです。
(ぬ)
(る)
21.綿を詰める前に形を整えます。お箸の後ろとか、太めの絵筆の後ろなどの、あまり
尖っていない棒で、星や角や尾っぽの先を丁寧に押し広げて下さい。全体に縫い目の
くぼんだ所を同様に押し広げます。

22.縫い目を引っ張りながらあちこち点検して下さい。引きつったところや、余計なところ
がくっついていたら、もう一度裏返してやり直しです。
一度で完璧にできることはステラウロスの場合、よほどの腕がないと無理でしょう。

23.0Kになったら綿詰めです。口からお腹の袋が首の穴を通って足下につながってい
て、とても入れ辛いので、気長に少しずつ詰めて下さい。 まずウズラの卵くらいの
大きさに丸めた綿を、星の先に詰めていきます。テープやのどの奥がじゃまですが、
道案内にお箸などを目的の場所まで刺しておき、それに沿って中指と人差し指で挟んだ
綿を押し込むとうまくいきます。

24.同様に角、鼻先、頭、の順に入れていきます。

25.尾っぽに詰めてから、背中に入れます。お腹の袋があるのでお尻の所をぐるっと
回して綿を詰めますが、袋が胴体の真ん中辺りになるように、お腹に詰める量と背中に
詰める量を考えながら入れます。

26.両手両足を詰めるときには、適当に丸めた綿を入れて、棒で押してまた入れての
繰り返しで満たしていって下さい。
全体に詰めすぎないようにして下さい。形が整う範囲で、できるだけ少ない量にした
方が、さわり心地は良いようです。

27.きれいな形になったら、全体を触ってみて「ダンゴ」がないかチェックして下さい。
修正が必要な場合は、お箸などで中から押しながら外から指で揉みほぐします。

28.最後に丈夫な糸で喉を縫ってふさいで完成です。表面に付いた綿を掃除機で
きれいにします。ご苦労様でした。ここまでに必要な時間は、超ベテランで40分。
普通は4,5時間。ゆっくりやれば2,3日です。

uzuha


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